シャープ 倒産 可能性

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シャープに倒産の可能性はあるんでしょうか？

シャープが揺れています。

倒産の可能性も示唆される昨今、シャープは立ち直れるんでしょうか。

提携先のホンハイグループとの交渉は難航している模様で、このままでは時間切れの可能性も出てくるのはないでしょうか。

最近ホンハイ側が出してきた条件もそのまま飲むことは出来ないような内容でしたが、シャープ内部でも意志の統一が図られていないように見えてしまいます。

町田相談役がホンハイ側との交渉に当たり、メインバンクへの説明は片山会長が、社長の奥田氏は町田氏の傀儡といわれていますが、これでは誰が真の経営トップか交渉相手は分かりにくい状況のようです。

日本企業によくあるパターンですが、交渉相手は意思決定者の把握が難しく交渉の進展が著しく阻害されます。

町田氏は既に代表権がない為、交渉に当たるのはおかしいとの指摘もあるそうでシャープのダッチロールは暫く続きそうですね。

また、片山前社長は堺工場への過剰投資の責任をとって会長に退いた筈が重要な交渉に出てくるのは本末転倒で現場に余計な混乱を招くだけという意見もあるようです。

こうなりますと、間に挟まれた奥田社長は本当に辛いでしょうね。

サラリーマン社会は大抵そうですが、中間管理職的な立場が一番大変です。

現場と本部との間に挟まれるからです。

私も経験がありますが、これは口では何とも表現出来ません。

皆が好き勝手な言動を繰り返し収拾がつかなくなります。

こういう難局にある時こそ経営トップが現場の状況を的確に把握し全社一丸となって乗り切るべきですが、果たして大抵は冷静な判断が出来ないものです。

冷静な判断が出来ればこんな状況にはならない筈ですから、やはり今日の苦境の原因を作った経営陣は総退陣すべきではないでしょうか。

ジリ貧になってから提携先を探すといっても、なかなか条件が折り合いません。

元々シャープは技術力で売っていた会社ですから、その真価が発揮出来ない今、極めて厳しい状況であることは間違いありません。

今からでも遅くありません。

適格な意思決定を下しこの難局を乗り切って頂きたいものです。

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